日本のアニメの特徴

日本のアニメの特徴は、その成立過程に密接にかかわっているため、まず特徴を、そしてその歴史を続けて述べる。

* ほとんどがリミテッドアニメで、1秒間に使われる絵(動画)の枚数は8枚が基本である。ただしこれは動かす場合のときであり、常に1秒間に8枚の動画を使うという意味ではない。ディズニーアニメに代表されるようなフルアニメ作品は少ない。
* 作品やアニメーターによって区々だが、動きのメリハリを強く強調する傾向にある。
* 左右に長い静止画をスクロール(パン)させる演出(カメラワーク)が多用される。これも作画枚数の節約である。主に競技場の観客席やパーティ会場など、人物が多くにぎやかな状態を演出するために使われる。また、静止画そのものが使われることもある。
* 以前に使われたシーンと全く同じシーンを繰り返して使用する、バンクシステムという技法が多用される。これは、連続テレビアニメでの前回までのあらすじの説明、ロボットアニメの合体シーン、魔法少女アニメの変身シーンや、主人公がしゃべるシーンなどでも使われる。あるいは背景画のみを差し替えて、全く別のシチュエーションで利用することもある。
* 制作費が非常に安い。
* 内容が多種多様であり、作家性の高いものも多い。
* 1回30分(これはCM等を含んだ番組枠の長さで、実際の映像は24分程度)の番組を毎週放映する、連続テレビアニメという形態をとる作品が多く、劇場用作品の比率は低い。